大阪の都心地にある古墳時代に創建された古社『難波神社』へ行ってみた!

難波神社

大阪府中央区にある古社『難波神社』へやってきました!! この神社は、古墳時代である反正天皇の御代(406年~411年)に、その父「仁徳天皇」を祀り建立されたと伝わり、日本史が正確ならば約1600年以上の歴史を持つ古社です。 そんな古社を本日はご案内致します。




難波神社 鳥居

鳥居の背景からもわかる通り、都心の一等地に『難波神社』は有ります。 ちなみに、この神社の場所は、心斎橋駅と本町駅の中間位置にあり、大阪の若者が集まる街「アメリカ村」も徒歩で5,6分で行ける場所にあります。

境内

反正天皇によって、父帝の仁徳天皇をご祭神として創建された『難波神社』は、創建当初は大阪府松原市に鎮座しておりましたが、なんらかの理由により天王寺区上本町に遷り、更に豊臣秀吉が大阪城を築城した後の天正年間(1583)に現在の場所に遷座しました。 現在の社殿は、ご覧通り現在はコンクリート造りの本殿となっておりますが、これは太平洋戦争中の大阪空襲によって全焼した為、昭和四十九年(1974年)に再建されたものとなっております。




本社

「難波神社」は、前述の「仁徳天皇」と「素盞嗚尊(スサノオノミコト)」が主祭神として祀られております。

▼摂社:博労稲荷神社

博労稲荷神社

境内の橋には『博労稲荷神社』が有ります。

博労稲荷神社

こちらも再建されている為、社殿は新しいですが、古い記録にも記載される神社で、繁栄した大阪の船場の商家からの信仰が厚かったと云われております。

▼末社:金刀比羅神社

金刀比羅神社

「難波神社」がこの地に遷座した頃に、堀江の地(直ぐ近く)から持ってこられた『金刀比羅神社』です。 由緒などは分かっていないそうです。

▼末社:十四柱相殿神社

十四柱相殿神社

元々は、別々に分かれて祀られていた社殿ですが、火災などにより併合し祀られるようになった神社だそうです。

▼楠の老木

保存木

境内には、大阪市内中心部でもっとも古い樹齢約400年の楠(クスノキ)が植えられており、パワースポットとなっております。 木に触れパワーを貰う参拝客も多いそうです。




▼御朱印

御朱印

「難波神社」でも、御朱印(300円)を頂く事が出来ます。

▼さいごに

石碑

以上で、『難波神社』の御案内となります。 大した内容の無い記事で申し訳ないのですが、古代から続くこの神社は大阪のパワースポットとして人気の場所になっておりました。 皆様も一度訪れてみては如何でしょうか。 御精読有難うございました。




▼アクセス

住所:大阪府 大阪市中央区博労町4丁目1−3